本音を他人に言えない人へ
こんにちは、うにです。
今回は古賀史健さんの書かれた、「さみしい夜にはペンを持て」という本を紹介します。
内容は、
自分に自信もなく、思ってることが言えない主人公のタコジローがヤドカリおじさんと出会って、自分との向き合い方を学んでいくストーリーです。
難しい文章ではなく、物語形式なのでとても読みやすかったです。
表紙も素敵で、手元に置いておきたくなる一冊でした。
思ったことをため込んでストレスになってしまうのは、頭の中だけでたくさん考えて整理ができていなかったりすることが原因であり、日記をかくことで自己理解を深めてそれらの問題が解消される。
私自身もそうですが、ただ、日記を書くといっても続かなかったり、何を書けばいいのかそもそもわからなかったりしますよね。
主人公のタコジローも同じく、文章を書くことに苦手意識があるのですが、物語のなかのヤドカリおじさんが日記を書くコツや思考整理の方法を教えてくれます。
読み終わった時、今日から日記を書いてみよう、自分にもできそうだなと思いました。
私がなるほどと思ったのは、
・モヤモヤすることがあったらまず書き出して自分に相談する
→何にモヤモヤしてる?自分はこう思う、そもそも悩むことか?というように。紙の上で自問自答をすると客観的に考えることができてスッキリする
・予定がなかった日も日記は書ける
→日記は、何があったかを書くものではなく、その日、自分が何を考えたか、何を思ったかを書くもの。そうすると自然に書ける。
・日常的にメモをするクセをつける
→1日の終わりにまとめて日記を書こうとすると、出来事が思い出せなかったりして、ペンがとまってしまう。なので、スマホでもなんでも、簡単にでもいいから今こう思ったとか何が起きたとかをメモしておくと日記が書きやすい
・不安について、2つに分けて考える
→不安がある時は、紙に書き出す。そして、「今自分にできることがあること(解決できそう)」と「どうにもできないこと」に分ける。
自分にできることがある不安については、考えて、少しずつでも解決する。どうにもできないことについては、考えないと割り切る。すると気持ちが楽になるということ
日記を書かなかったとしても、自分の思っていることとの向き合い方を教えてくれるので、自分に自信がなかったり、なんだか日々、モヤモヤして窮屈な気持ちを持っている人に読んでほしい本です。
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